今日の作業 2013/05/18 - 2013.05.19 Sun
今日は綾里漁協と合同でホヤの養殖施設下の瓦礫の調査と撤去です。
養殖施設を再設置するまえにソナーを使い、瓦礫を台船で撤去したエリアですが、その後新たに水底から浮いてきているロープなどがあり撤去をしたいとのことでした。
ダイバー7名、船6艘、3チームに分かれて行いました。
綾里漁港は製氷施設、荷捌場が出来たりと、どんどん復旧してきています。
ホヤの養殖組合のみなさんが一緒に作業です。
最近では一番良い天気です。高気圧に包まれて風もなし、波もなし、作業をするのには最高のコンディションです。
春濁りで透明度は10m程、養殖施設の下をロープを持って横に広がって進みます。
水底は25m程、砂地が広がっていますが、瓦礫があると昆布などが集まって黒い塊りを作っています。
これは津波以前に養殖施設に使われていたアンカーブロックです。
アンカーブロックや瓦礫からロープが浮いて上の方に伸びていると、せっかく成長してきたホヤを絡めとることになってしまいます。
潮の流れによって養殖施設もかなり動くので何十メートルにもわたって被害がでる可能性があるそうです。
それらを根元から切り取り、浮きに付けて水面へあげて回収していきます。
今回は約10本のロープを撤去することができました。
たかがロープ、されどロープです。これが養殖の邪魔をすることになるとは驚きです。
水面へ戻る途中、吊るされているホヤ養殖の間をぬって数匹のスケソウダラが泳ぎまわっている姿がみられました。
吊るされている一本一本のロープにはそれぞれ数百個のホヤがついています。
それらがあと2年ほどで成長して出荷されることになります。
養殖施設のロープはホソコンブなどの海藻が大量についていて、それらを刈り取らなければ重くなって沈んでしまうそうです。陸では畑の雑草取りがありますが、海でも同じように雑藻取りが行われています。
養殖は海の中にホヤの赤ん坊を吊るしてしまえばそれで終わりではありません。何度と無く色々な世話をして育てるものだそうです。
まだ少し先ですが、ホヤたちが成長して出荷されるのが楽しみです。
みなさんも是非一度三陸のホヤをお試しください。
今回で3分の1くらい調査・撤去できました。
来週末も行う予定なので参加できるプロダイバーの方、連絡お待ちしております。
養殖施設を再設置するまえにソナーを使い、瓦礫を台船で撤去したエリアですが、その後新たに水底から浮いてきているロープなどがあり撤去をしたいとのことでした。
ダイバー7名、船6艘、3チームに分かれて行いました。
綾里漁港は製氷施設、荷捌場が出来たりと、どんどん復旧してきています。
ホヤの養殖組合のみなさんが一緒に作業です。
最近では一番良い天気です。高気圧に包まれて風もなし、波もなし、作業をするのには最高のコンディションです。
春濁りで透明度は10m程、養殖施設の下をロープを持って横に広がって進みます。
水底は25m程、砂地が広がっていますが、瓦礫があると昆布などが集まって黒い塊りを作っています。
これは津波以前に養殖施設に使われていたアンカーブロックです。
アンカーブロックや瓦礫からロープが浮いて上の方に伸びていると、せっかく成長してきたホヤを絡めとることになってしまいます。
潮の流れによって養殖施設もかなり動くので何十メートルにもわたって被害がでる可能性があるそうです。
それらを根元から切り取り、浮きに付けて水面へあげて回収していきます。
今回は約10本のロープを撤去することができました。
たかがロープ、されどロープです。これが養殖の邪魔をすることになるとは驚きです。
水面へ戻る途中、吊るされているホヤ養殖の間をぬって数匹のスケソウダラが泳ぎまわっている姿がみられました。
吊るされている一本一本のロープにはそれぞれ数百個のホヤがついています。
それらがあと2年ほどで成長して出荷されることになります。
養殖施設のロープはホソコンブなどの海藻が大量についていて、それらを刈り取らなければ重くなって沈んでしまうそうです。陸では畑の雑草取りがありますが、海でも同じように雑藻取りが行われています。
養殖は海の中にホヤの赤ん坊を吊るしてしまえばそれで終わりではありません。何度と無く色々な世話をして育てるものだそうです。
まだ少し先ですが、ホヤたちが成長して出荷されるのが楽しみです。
みなさんも是非一度三陸のホヤをお試しください。
今回で3分の1くらい調査・撤去できました。
来週末も行う予定なので参加できるプロダイバーの方、連絡お待ちしております。
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